患者背景

解析対象となった1,509例の患者背景は、以下のとおりです。
なお、アジア太平洋地域の186例のうち、日本人は95例でした。

 

  ニュベクオ群(n=955) プラセボ群(n=554)
年齢 中央値[範囲] 74歳[48~95] 74歳[50~92]
地域 北米 108(11%) 76(14%)
アジア太平洋 119(12%) 67(12%)
その他*1 728(76%) 411(74%)
初回診断からの期間 中央値[範囲] 86.2ヵ月[2.6~337.5] 84.2ヵ月[0.5~344.7]
診断時のGleasonスコア <7 217(22.7%) 142(25.6%)
≧7 711(74.5%) 395(71.3%)
不明 27(2.8%) 17(3.1%)
診断時の原発巣の進行度(T分類) T1 132(13.8%) 67(12.1%)
T2 294(30.8%) 195(35.2%)
T3 415(43.5%) 216(39.0%)
T4 42(4.4%) 26(4.7%)
TX 46(4.8%) 35(6.3%)
不明 26(2.7%) 15(2.7%)
ベースライン時の
リンパ節転移
あり 100(10.5%) 66(11.9%)
なし 855(89.5%) 488(88.1%)
ベースライン時のPSA値 中央値[範囲] 9.0ng/mL[0.3~858.3] 9.7ng/mL[1.5~885.2]
ベースライン時のPSADT 中央値[範囲] 4.4ヵ月[0.7~11.0] 4.7ヵ月[0.7~13.2]
≦6ヵ月 667(70%) 371(67%)
>6ヵ月 288(30%) 183(33%)
血清テストステロン値 中央値[範囲]*2 0.6nmol/L[0.2~25.9] 0.6nmol/L[0.2~7.3]
ECOG PS 0 650(68%) 391(71%)
1 305(32%) 163(29%)
ベースライン時の
骨修飾薬投与
あり 31(3%) 32(6%)
なし 924(97%) 522(94%)
ホルモン療法の前治療数*3 1レジメン 177(19%) 103(19%)
≧2レジメン 727(76%) 420(76%)
該当なし*4 51(5%) 31(6%)
  • 1: 主に欧州諸国が含まれる(欧州諸国以外の国の患者は15%)
  • 2: スクリーニング時又はDay1に測定したテストステロン値を使用。すべての患者でテストステロン1.7nmol/L未満で選択基準を満たした
  • 3: 使用頻度が高いホルモン療法(全患者の10%以上が使用)は、リュープロレリン(52%)、ゴセレリン(32%)、triptorelin(29%・国内未承認)、ビカルタミド(66%)、フルタミド(13%)、cyproterone(11%・国内未承認)であった
  • 4: 両側精巣摘除術を受けた患者が含まれる
  • ※:T1、T2、T3の内訳は下記の通りであった。

[ニュベクオ群のT1]T1:19例(2.0%)、T1a:5例(0.5%)、T1b:9例(0.9%)、T1c:99例(10.4%)
[プラセボ群のT1]T1:13例(2.3%)、T1a:0例、T1b:1例(0.2%)、T1c:53例(9.6%)
[ニュベクオ群のT2]T2:110例(11.5%)、T2a:32例(3.4%)、T2b:55例(5.8%)、T2c:97例(10.2%)
[プラセボ群のT2]T2:58例(10.5%)、T2a:27例(4.9%)、T2b:38例(6.9%)、T2c:72例(13.0%)
[ニュベクオ群のT3]T3:172例(18.0%)、T3a:113例(11.8%)、T3b:130例(13.6%)
[プラセボ群のT3]T3:87例(15.7%)、T3a:49例(8.8%)、T3b:80例(14.4%)